お寺のイベント・年中行事、ぜひお越しください。
お釈迦さまのご誕生のお祝い(降誕会)・お悟りを開いた日(成道会)・お亡くなりになった日(涅槃会) 仏教の三大イベントや地域の交流会(観音講・道元講)と年中行事を開催しています。
節折々の風景とともに、寺散歩にご来山ください。
降誕会(4月8日)
※円龍寺では旧暦で行うため、5月になります。
お釈迦様がお生まれになった日。誕生仏に甘茶をかけお祝いする仏教行事です。円龍寺では旧暦で行うため、5月になります。旧暦の日付けは、年によって変わりますので随時ご案内いたします。
5月の旧暦日付けは年によって変わりますので、随時ご案内いたします。
■降誕会について
花祭や仏生会、浴仏会、灌仏会などとも呼ばれます。お釈迦様は花々が美しく咲き誇るルンビニー園で誕生し、生まれてすぐに7歩ほど歩かれ、右手は天を、左手は大地を指し『天上天下唯我独尊』とおっしゃったそうです。そして九頭の龍が2匹、天から舞い降り甘露の雨を降らせ祝福したと言われます。
これらの伝説から、降誕会ではルンビニー園を模した花御堂をまつります。花で飾られた花御堂の中には、甘茶を注いだ灌仏盤を置き、灌仏盤の真ん中には右手は天を・左手は大地を指している誕生仏(お釈迦様)を安置します。
甘茶を注ぐ柄杓が2つあるのは、2匹の龍からきており、甘茶を注ぐのは、甘露の雨からきてるといわれます。
観音講(4月17日)
※2023年から日曜日開催で予定しております。
宗派関係なく地域の人たちの交流の場。健康と安穏を祈願します。
■観音講について
昭和5年に宗派関係なく地域の人たちの交流の場として始まりました。2022年の今年で93回目の開催。約200人近くの方たちからご賛同を頂き、みなさんでお赤飯をふかし、御祈祷後に音楽ライブなとを鑑賞しながらご飯をいただく。長年交流の場として親しまれています。
※2020年から感染予防対策として、食事と鑑賞会は中止しております。
施食会 (8月・第一土曜日)
ご先祖様の霊を供養するお盆に行われる施食会。円龍寺では8月の第一土曜に行います。
■施食会について
仏教の世界には六道といわせる六つの世界があります。<天上道・人間道・修羅道・畜生道・餓鬼道・地獄道>この六道の一つである餓鬼道に堕ちて苦しんでいる無縁仏様を供養する法要が施食会です。
無縁仏様、子孫がなく、帰るところがなくなった仏様用に、野菜・果物・水・仏飯などをお盆に盛り、どなたでもお召し上がりくださいと、お供えします。
曹洞宗をはじめとする禅宗では、「生飯(さば)」という施食作法があり、これは食事のときに七粒ほどの米粒を供養するもので、これにより供養されない亡者(もうじゃ)や生前に犯した罪によって飢え苦しむ餓鬼道に堕ちた仏様に施す作法なのです。
道元講 (10月下旬開催)
(念仏講)災難・延命・病気治癒などあらゆる現世利益にご利益がある十三仏を唱えながら大念珠を回します。宗派問わず、どなたさまもご参加いただけます。
円龍寺念仏講の始まりは、昭和に入る前(円龍寺・十七世賢隆師時代)に能化寺住職・常光寺住職・賢隆師の三ケ寺の和尚が一同に会し、葬儀の後祈念のあと念仏を唱えることに決めたという話があります。現在では、お檀家さまを中心に集まり、十三仏を唱えながら大念珠を回し御祈祷します。
成道会 (12月8日)
※12月第一日曜に坐禅会を開催予定
12月8日はお釈迦様がお悟りを開かれた日。成道会とは釈迦の成道を記念して行われる法要のことであります。円龍寺では成道会で坐禅会を行います。
■成道会について
禅宗の僧堂では、成道を記念して旧暦12月1日から8日にかけて昼夜を通して接心する修行が実施されています。この間は睡眠も結跏趺坐したまま執る。
これは「臘八摂心」(ろうはちせっしん/ろうはつせっしん)と呼ばれます。※接心とは、攝(摂)心とも書き、散乱する心を一つに摂むることをいう。心に気を付けること。摂心不乱などともいう。
涅槃会 (2月15日)
お釈迦様がお亡くなりになられた日。涅槃図を飾り、御供養を行います。涅槃図を拝観できますのでぜひご覧ください
■涅槃会について
涅槃とは、一切の煩悩の火が消え、人間がもっている本能から解放されて、心のやすらぎを得た状態のことを指します。
人の生き死にを的確に解いたから、今もなくならない教えとなっています。
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